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放送カードプレビュー


大会第12日

女子シングルス決勝

7月3日(土)よる9:45〜深夜1:59 センターコート 第1試合
BS-5ch/191chHVLIVE
セレナ・ウイリアムズ
(アメリカ)
VS
ベラ・ズボナレワ
(ロシア)

解説:神尾 米 実況:河路 直樹

 ズボナレワはこれがキャリア30回目のグランドスラム出場で初めての決勝進出。遅咲きの選手だ。現在は世界ランキング21位だが、2009年2月には最高5位まで駆け上がっており、その実力は今大会で発揮された。国際経済学専攻の学生で、それと関係があるのか、冷静さと正確さで準々決勝はキム・クライシュテルス、準決勝ではツベタナ・ピロンコバに逆転勝ち。パワーはないが、穴のないオールラウンドプレーヤーだ。ショットはよくコントロールされ、タイミングよくネットプレーを仕掛ける。準決勝で22本のネット・ウィナーを奪った。
 2人の対戦成績はセレナの5勝1敗(セレナの棄権は除く)。最近では08年のチャールストン(クレー)決勝でフルセットを戦い、セレナが勝っている。今大会のセレナはひときわサーブの威力を発揮し、ここまですべてストレート勝ちの6試合で計80本のサービスエースを計上した。しかも、相変わらず大事なポイントで決まっている。グランドスラム決勝の勝率は12勝3敗=80%と高く、2年連続4度目のウィンブルドン制覇に大きく近づいているのは間違いない。ズボナレワとしては、どうにかポイントの出入りが激しい展開に持ち込んでフルセット勝負にしたい。果たしてそれをセレナのサーブが許すだろうか。



大会第12日

Jr.女子シングルス決勝

7月3日(土)よる9:45〜深夜1:59 No.1コート 第1試合
BS-5ch/191chHV
クリスティーナ・プリスコバ
(チェコ)
VS
石津幸恵
(日本)

解説:土橋 登志久 実況:久保田 光彦  ※録画中継

 女子ジュニアで、日本選手としては41年ぶりの優勝が期待される。石津は右利きで両手打ちバックハンドのストロークプレーヤー。安定したショットは既に評価されてきたが、今年はツアーの下部大会で3勝するなど精神的にも成長した。地元イギリスのローラ・ロブソンと対戦した準決勝では、完全アウェーの雰囲気にもかかわらず、競り合って7-5、7-6のストレート勝ちを収めた。
 決勝の相手プリスコバは左利き。世界ランクは石津の314位に対し243位と格上で、今年5月には久留米で開催されたITF大会準決勝で対戦し、0-6、3-6で敗れている。しかし、同じ左利きで234位のロブソンを倒したことは自信になっているだろう。優勝すれば、1969年の沢松和子以来になる。


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