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スタジアムガイド
“華の都”パリ近郊のブローニュの森の隣接するローラン・ギャロス。熱狂的なテニスファンであれば一度は訪れてみたいこの会場の魅力をご紹介。実際に会場に行く機会がある方は参考にしてみては?
スタジアム紹介
■フィリップ・シャトリエ・コート(センターコート)
写真:Getty Images
年々改築が加えられてきたが、さらに2017年には開閉式屋根付きの新スタジアムへと生まれ変わる計画だ。クレーコートは少々の雨なら試合は続行されるため、あと3年は、現地を訪れるなら雨の中での観戦のご覚悟を。大きな傘を開く観客もいるが、周囲の迷惑になるので、レインコートなどの持参をおすすめする。
■スザンヌ・ランラン・コート(準センターコート)
写真:Getty Images
スタジアムの席数は10,076で、センターコートよりはこじんまりしている分、コート上の選手をより身近に感じることができるかも。好き嫌いの激しいフランスの観客の応援スタイルに乗じて、声援もブーイングも思いっきりやってみては?
押さえておきたいローランギャロスの注目スポット
■ミュージアム
全仏の歴史を知りたいならば、このスポットは外せない 写真:Getty Images
お土産ものはどれもお洒落で、特に毎年コンペでデザインが決まるオフィシャルTシャツは人気だ。
会場内のミュージアムには、そのTシャツの歴代のデザインが全て展示されている。他にも、名だたるデザイナーが手がけたテニスゆかりのアートの数々、大会の歴史を学べる貴重な資料に触れることができる。試合の合間にぜひ訪れてみてほしいスポットだ。
■スザンヌ・ランラン像
この像の下を通る通路から、選手が現れる可能性あり 写真:Getty Images
超スター選手に会えるチャンスがもっとも高いのは練習コート。その選手の試合が行なわれない日が望ましい。比較的リラックスした姿が見られるし、サインをくれる確率も高いはず。試合スケジュールを手に入れたら、試合のないコートをチェックしよう。そこはほとんど練習用だ。あいにく練習スケジュールは一般には公開されないため、情報収集力(?)が試される。
■メインストリート
大会期間中は日本の通勤ラッシュ並の混雑となるメインストリート 写真:Getty Images
なお、グラウンドチケットを買えば、スタジアムコート以外の場所ならだいたいどこへでも行ける。1週目はかなり有名な選手でも外のコートで試合を行なうし、日本選手の試合は見られる可能性が高い。グラウンドチケットは高くても20ユーロくらい。これで楽しむ術はいくらでもある!!
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