- 大会最終日
- ミックスダブルス決勝
- 1/31
- (日)
午後1:55〜
午後5:15
- ロッド・レーバー 第1試合
エレナ・ベスニナ(ロシア)
ブルーノ・ソアレス(ブラジル)
ココ・バンダウェイ(アメリカ)
オリア・テカウ(ルーマニア)
解説:坂本 正秀 実況:鍋島 昭茂
現在のテニスの優先順位はシングルス→ダブルス→ミックスダブルスだが、これを全く逆にすべきだと言ったのがビリー・ジーン・キングだった。楽しさ、和やかさ、意外性という点で、この決勝もおもしろい取り合わせだ。
ベスニナ/ソアレスのペアは準決勝で第1シードのミルザ/ドディグに競り勝ってきた上に、ソアレスが前日にジェイミー・マレーと組んだ男子ダブルスでメジャー初優勝を飾ってさらに勢いづいている。ベスニナは女子ダブルスでメジャー優勝2度、ミックスでも3度準優勝しており、優位は隠せない。
一方、バンダウェイはダブルスでの実績はあまりなかったが、今大会では女子ダブルスでも初めて3回戦に進出。テカウは昨年のウィンブルドンでも優勝しているダブルス・スペシャリストで、2012年にはマテク・サンズと組んでミックスダブルスでも優勝経験がある。
- 大会最終日
- 男子シングルス決勝
- 1/31
- (日)
午後5:15〜
深夜0:55
- ロッド・レーバー 第2試合
ノバク・ジョコビッチ
(セルビア)
アンディ・マレー
(イギリス)
解説:岩渕 聡 実況:河路 直樹
誕生日がわずか7日違いの28歳、ジョコビッチとマレーの31回目の対戦。グランドスラムの決勝で対戦するのは6回目で、これはロジャー・フェデラー対ラファエル・ナダル(8回)、ジョコビッチ対ナダル(7回)に次ぐ多さ。全体の対戦成績はジョコビッチの21勝9敗だが、グランドスラムではジョコビッチの6勝2敗で、決勝戦に限ればジョコビッチの3勝2敗とさらにわからなくなる。
マレーのグランドスラム優勝は2回とも最後にジョコビッチを倒している。特に2013年にマレーが77年ぶりにイギリス人チャンピオンとなったウィンブルドン決勝は劇的だったが、全豪では4-0と圧倒的にジョコビッチに分がある。08年に全豪で初のメジャータイトルを獲得したジョコビッチは全豪と最も相性が良く、10個のグランドスラム・タイトルのうち5つはこの全豪のもの。ロイ・エマーソンの最多記録に並ぶ6回目の全豪優勝なるか、あるいはマレーが全豪で5度目の決勝進出にして初優勝を果たすのか。
1日早く決勝進出を決めていたジョコビッチがフィジカル面では有利と見るのが自然だが、過去8年のうち5回は、あとで決めた選手が優勝しているというデータがある。一昨年に長男が生まれて強さに磨きがかかったジョコビッチと、数週間のうちに父親になるマレー。オフコートで得るエネルギーの大きさは甲乙つけがたい。
※早終了あり