多くの選手がロックアウト中の海外移籍を模索するなか、レブロンは海外でのプレーはリスクが高すぎるとした。（写真提供：AP/アフロ）

　マイアミ・ヒートのスーパースター、レブロン・ジェームスは、ロックアウトが長期化した場合も海外ではプレーしない意向を示していることが分かった。米スポーツ専門サイトの『ESPN.com』が現地21日に伝えた。

　7月1日のロックアウト突入を受け、デロン・ウィリアムス（ジャズ）はトルコのベシクタシュと正式契約。ドウェイン・ウェイド（ヒート）、ケビン・デュラント（サンダー）、コービー・ブライアント（レイカーズ）、ドワイト・ハワード（マジック）などのNBAを代表するスター選手たちも海外でのプレーの可能性を示唆しているが、レブロンは現時点では海外でのプレーに関心がないという。

　その理由のひとつとして挙げられるのは、海外でのケガのリスク。海外進出でマーケット拡大を狙うエージェントがいる一方で、レブロンのようにNBAと大きな契約を結んでいるスター選手が、ケガを覚悟で海外に乗り込む価値はないと感じているエージェントもいるという。もちろん保険に加入することもできるが、掛け金は高額になってしまう。

　なお、あるエージェントによると、リーグの80％の選手が、ロックアウト中の海外でのプレーの可能性に前向きな姿勢を示しているという。

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