7月1日から始まったロックアウトを受け、NBA選手の海外移籍が相次ぎ、移籍のうわさも連日報じられる中、ニューオーリンズ・ホーネッツの司令塔クリス・ポールが海外でプレーする可能性について言及した。ホーネッツの地元紙『タイムズ・ピカユーン』（電子版）が現地21日に報じた。

　この週末、ロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアントやデレック・フィッシャー、2010−11シーズンMVPに輝いたシカゴ・ブルズのデリック・ローズらとともに、フィリピンでのエキシビションゲームに参加するポール。先日には、親交のあるニュージャージー・ネッツのガード、デロン・ウィリアムスや、ホーネッツの元チームメイトであるヒルトン・アームストロングなどが海外のチームと来季契約を結んでいる。

　同紙によると、大学2年時にアーリーエントリーでドラフト指名されたポールは、母校のウェイクフォレスト大で学位取得を目指す可能性も示唆していた。この日、ヨーロッパ移籍について言及し、学位取得よりも気持ちが傾いていないと発言。ただ、大学に戻ることについて聞かれた場合には、分からないと答えると、複雑な心境を語ったという。

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