トルコのベシクタシュと代理人が交渉したと報じられたレイカーズのコービー。NBAを代表するスーパースターの海外移籍はあるのだろうか。（写真提供：AP/アフロ）

　現地21日、トルコのベシクタシュが、獲得のうわさが報じられていたロサンゼルス・レイカーズのエース、コービー・ブライアントの代理人と交渉していたことが分かった。ベシクタシュのコーチであるアージン・アタマン氏が明かした。

　アタマン氏はこの日、「コービー・ブライアントの代理人が我々とコンタクトを取ったことは事実だ」とコメント。コービー側と交渉があったことを認めた。ベシクタシュは先日、ニュージャージー・ネッツのポイントガード、デロン・ウィリアムスと契約。このほかにも、現在のロックアウトの影響により、NBA選手の海外移籍のうわさが相次いでいる。

　また、アタマン氏はコービーについて、ベシクタシュからの条件提示を待っている状況であると発言。その一方で、5度のNBA王者、オールスター選出13回など、輝かしい実績を誇るコービーと契約を結べるだけの有力なスポンサーが必要であると語っている。

　ベシクタシュについては先日、トルコのサッカーリーグで起きた八百長疑惑を巡り、バスケットボール部門の資金が凍結されたと報道。この結果、ベシクタシュはウィリアムスに続くNBA選手と契約を結ぶためにはスポンサーを探さざるを得ない状況に陥っているようだ。また、ベシクタシュがウィリアムスとコービーに提示した契約には、ロックアウトが解除された場合、ただちにNBAに復帰できるという条件が含まれているという。（STATS-AP）

ニュース一覧へ