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ヤオ・ミン引退、リーグ関係者らが惜別のコメント
2011-07-21
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惜しまれつつも引退を表明したヤオ・ミン(左)について、コービー(中央)は「全てはヤオから始まったんだ」と述べ、中国のバスケット界とNBAの架け橋となったヤオの功績を称えた。(写真提供:AP/アフロ)

 ヒューストン・ロケッツで活躍したスター選手ヤオ・ミンが現地20日、故郷の中国・上海で記者会見を行い引退を発表。リーグ関係者は、身長229センチを誇る偉大なセンターとしてだけでなく、アジアとNBAをつなぐ架け橋としてリーグに貢献したヤオの引退を惜しんだ。

 引退記者会見に出席したロケッツのダリル・モーレーGMは、20時間のフライトで疲れたが、この場に来なければ後悔しただろうとコメント。「ヤオにはユーモアのセンスがあり、素晴らしい振る舞いや協調性も兼ね備えている。彼の文化を守っていきたいと思う」とヤオを称賛。ロケッツのオーナーであるレスリー・アレキサンダー氏は声明を発表し、「今日はロケッツの球団全体にとっても私自身にとっても悲しい日である。彼は偉大なバスケットボール選手であったが、人柄はさらに素晴らしかった」とヤオの旅立ちを惜しんだ。

 またNBAのデイビッド・スターン・コミッショナーは声明の中で、ヤオを“多彩な選手であり、リーグの国際化の証”と述べ、「彼はその圧倒的なプレーや人道的活動、素晴らしい振る舞いで世界中のファンのお気に入りとなり、アメリカと中国のバスケットボールファンの架け橋となった」とヤオの功績を称えた。

 ロサンゼルス・レイカーズのスター、コービー・ブライアントも、先日プロモーションのために中国を訪れた際にヤオの引退について言及。「中国のバスケットボール選手にNBA入りのドアを開き、中国の若者にNBA選手になるという夢が実現可能だということを教えたのはヤオだ。全てはヤオから始まったんだ」と述べた。

 2002年ドラフト全体1位でロケッツに入団したヤオは、通算平均19得点、9.2リバウンドという成績を残した。1年目から大活躍を見せ、8度のオールスター選出を果たしたが、度重なるけがに悩まされ現役生活に終止符を打つこととなった。(STATS-AP)

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