2010-11シーズン限りで現役を引退したシャックがアナリストデビュー。ヒートのL.ジェームスとD.ウェイドを“ビッグ2”と呼び絶賛した一方、C.ボッシュの名前は最後まで出さなかった。（写真提供：AP/アフロ）

　2011-12シーズン全日程が発表されたNBAの専門チャンネル『NBA TV』で、現地19日にアナリストとしてのデビューを飾ったシャックことシャキール・オニール。そのシャックが、番組内でレブロン・ジェームスとドウェイン・ウェイドをマイアミ・ヒートの“ビッグ2”と呼び、いきなり注目を集めている。

　ウェイド、レブロン、クリス・ボッシュは昨オフにヒートに結集して以来“ビッグ3”と呼ばれているが、シャックは「マイアミ・ヒートには偉大な選手が勢揃いしている。“ビッグ2”は（NBAファイナルに）戻ってくるよ」とボッシュを除外。「レブロン・ジェームスは多くの批判を受けているが、俺はレブロンのことをよく知っている。彼はみんなの意見全てに耳を傾ける。だから彼はまた復活するし、次はMVPを取ると思うよ」とレブロンへの高い期待を見せた。

“ビッグ2”発言は番組内でも注目が集まったが、シャックは一笑に付し、「ドウェイン・ウェイドとレブロン・ジェームスは偉大な選手だ。恐らく史上最高のバックコートコンビだ」と2選手を絶賛。「彼らは多くの困難を経験し、自分たち自身にたくさんのプレッシャーをかけた。必ずまた戻ってくるさ」と最後までボッシュの名前は出さなかった。

　シャックはレブロンとウェイドの元チームメイト。ウェイドとは共に先発メンバーとして2006年のヒートの優勝に貢献した。

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