ロックアウト受けボブキャッツがリストラ開始
2011-07-13
NBAのロックアウト突入に伴い、少なくとも2チームがスタッフの一時解雇を始めていたことが、現地12日に分かった。
元シカゴ・ブルズの伝説的選手であるマイケル・ジョーダン氏がオーナーを務めるシャーロット・ボブキャッツがそのひとつ。ボブキャッツはここ1週間で、ラジオ実況アナウンサーのスコット・ラウアー氏など、少なくとも7人のスタッフを解雇した。
ラウアー氏は同日に取材に応じ、「これは球団のリストラで私の職はなくなったと伝えられた。試合が始まれば、またチームのために試合を放送できるだろうという強い思いはある。だが、その保証がないことは分かっている」と述べている。
ジョーダン氏は、今週はネバダ州でチャリティーゴルフが予定されており、コメントは得られていない。チームの広報担当は、今までに10人以下のスタッフを解雇したことを認めた。
ボブキャッツは、NBAが発表したリーグ30チームの中で赤字になっている22チームに入っている。ジョーダン氏は1年前に2億7500万ドル(約218億円)で球団を買収したが、その内訳の多くが負債の肩代わりだったという。
また、デトロイト・ピストンズも人員整理を行ったとのこと。関係者の話によると、2週間前に15人のスタッフが解雇されたという。(STATS-AP)
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