プロモーションツアーで中国を訪問中のケビン・デュラント。リーグの2年連続得点王はロックアウトが解除されない場合、海外でプレーすることを示唆した。（写真提供：AP/アフロ）

　2年連続リーグ得点王に輝いたオクラホマシティ・サンダーのケビン・デュラントが現地12日、ロックアウトが解除されない場合、来季は海外でプレーすることも視野に入れると語った。

　プロモーションツアーで中国を訪問中のデュラントは同日に取材に応じ、「様子を見守るしかないが、何か新しいことにチャレンジしたいという気持ちもある。もちろんNBAでプレーすることが最優先だけどね」とコメント。「労使協定の合意がなかったら、どこでプレーするかを決めることになるだろう。ただ状況をよく見てじっくりと考えると思う。最初に行動に出たD-ウィル（デロン・ウィリアムス）は勇気があるよ」と語った。ウィリアムスはロックアウトが解除されるまでトルコのベシクタシュでプレーすると語っている。

　またデュラントは、20日の会見で引退を発表するとみられている身長229センチの中国人センター、ヤオ・ミンについて言及。「ヤオ・ミンのような偉大なセンターが故障で引退するのは見ていてつらい。リーグ入りした選手が何をしてみたいかと聞かれると、多くの選手が“ヤオ・ミン越えのダンクを決めたい”と答えるんだよ。彼がどれだけ試合に影響を与えていたかが分かるよね」と述べるとともに、ヤオは殿堂入りに値するとその功績を称えていた。(STATS-AP)

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