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ロックアウト中の海外移籍は実現困難?
2011-07-11
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ロックアウト長期化の場合、D.ウィリアムスのように海外でのプレーを望む選手が増えそうだが、FIBAからの許可やサラリーの問題など他リーグへの移籍には様々な障害が生じるとの指摘もある。(写真提供:AP/アフロ)

 ニュージャージー・ネッツの司令塔デロン・ウィリアムスは、ロックアウトが長期化した場合、トルコでプレーすることを決断。FIBA(国際バスケットボール連盟)が、NBAの契約下にある選手の他リーグへの短期移籍を認めれば、他のスター選手らもウィリアムスに続く可能性もある。しかし実際のところ、海外でプレーするという選択肢はそれほど簡単なものではないようだ。

 昨季はトロント・ラプターズでプレーし、先週リトアニアのチームと契約を結んだソニー・ウィームスの代理人は、「正直なところ、簡単な手続きにはならないと思っている」と、楽観視はしていない。

 ウィームスは現在NBAのチームの契約下にないため、オプトアウト条項なしの1年契約に合意した。つまり、ロックアウト解除となっても契約を破棄することなく1シーズンを通じてリトアニアでプレーする。しかし、ウィリアムスがトルコのベシクタシュと結ぶ契約は、ロックアウトが解除されたら直ちにNBAに戻ることが許されるというものになる。他のスター選手も海外でプレーするとしたら、ウィリアムス型の契約を要求するだろう。

 NBAの選手会は、ロックアウトで契約が停止中の選手が海外にプレーの場を求めることをFIBAが妨げることはないと考えているが、FIBAは決定までにはもう少し時間が必要と発表。現在、法的な問題を明確にするための報告書を作成中で、今週中には準備ができるだろうと述べている。

 FIBAからの許可通知が出れば、ウィリアムス以外の他の選手もロックアウト期間中だけの欧州への短期移籍が可能になる。ただ、ある代理人は「FIBAがそのたぐいの契約を却下しても不思議ではない」とコメント。そもそもヨーロッパのチームにそれだけの受け皿があるのだろうかと疑問視している。

 また、別の代理人は、NBAでレギュラーを務める選手が稼ぐサラリーを払えるほど裕福なチームはそんなに多くない。NBAの主力選手がワクワクするような市場だとは言えない」とコメント。FIBAからの許可が出たところで、他にも様々な障害があると指摘している。(STATS-AP)

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