アトランタ・ホークスの控えセンターのザザ・パチューリアが、2011-12シーズン開幕までにロックアウトが解除されない場合、トルコで短期間プレーする可能性があることを示唆した。地元紙『アトランタ・ジャーナル・コンスティチューション』（電子版）が現地8日に伝えた。

　同サイトによると、パチューリア本人が、ニュージャージー・ネッツのガードのデロン・ウィリアムスが契約合意したと報じられているトルコのベシクタシュと“口頭合意”に至ったと明かしたという。なお、ホークスとの間には2012-13シーズン終了まで2年総額1000万ドル（約8億1000万円）の契約が残っている。

　ベシクタシュとの契約は、NBAのオーナー側と選手会側が新労使協定に合意した時点で破棄されるものだという。また、ホークスとの契約ではNBA以外のリーグでプレーした期間のけがは保険の対象とならないため、保険も契約内容に含まれているとのこと。

　パチューリアはトルコの隣接国であるグルジア出身で、トルコ語を話し同国のパスポートも有している。ヨーロッパでプレーすることに抵抗はないとみられており、またパチューリア本人も、家に帰るような気分だ、と欧州でのプレーを楽しみにしているそうだ。

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