D.ウィリアムス、驚きのトルコ移籍!? コービーにも食指
現地7日、バスケットボール・トルコリーグの強豪チームであるベシクタシュが、ニュージャージー・ネッツのオールスターガード、デロン・ウィリアムスの獲得が間近に迫っていると明かしていることが分かった。『AP通信』が報じている。
ベシクタシュが、NBAのロックアウトに乗じてリーグ屈指のガードであるウィリアムスの獲得に近付いている模様だ。7日、同チームのマネージャーがAP通信に対し、ウィリアムスとの契約交渉が進行中と語ったほか、アージン・アタマンHCもメディアに対して、「契約が間近に迫っている」「お互いに契約することで合意に達した」などと話しているという。なお、ウィリアムスの代理人はまだこの件に関してコメントしていない。
一方のネッツ側は、現在ロックアウトにより選手との接触が不可能であるため、この件に関してのコメントは発表していない。2月にユタ・ジャズからネッツへ移籍したウィリアムスは、4月に右手首を手術したことなどもあり、期待されたほどの活躍はできなかったとはいえ、ネッツにとってはチームの新目玉選手がわずか半年で海外流出という危機に晒されている。
アタマンHCは、2009年から同チームに所属するアレン・アイバーソンの名前を引き合いに出し、「この交渉がうまくいけば、アイバーソンの時よりも、もっと凄い移籍が実現することになるね」と述べ、まだ27歳と若く、NBA屈指の司令塔という評価を受けるウィリアムス獲得への意欲を表した。
また、米国の大手ポータルサイトが運営する『ヤフースポーツ』が報じたところによれば、ベシクタシュは、ロサンゼルス・レイカーズのスーパースター、コービー・ブライアントにも食指を動かしているとのこと。
『ヤフースポーツ』は、NBAロックアウト期間中の契約でウィリアムスを獲得したベシクタシュのアタマンHCが、電話取材に対して「次はコービーが欲しい」と語ったと伝えている。また、同選手の関係者によれば、コービー自身も海外チームからのオファーを聞く姿勢を持っているとしている。
アタマンHCは、「コービーが、ロックアウトのせいでシーズン全てを欠場したくないのであれば、そしてイスタンブールという欧州の素晴らしい街での生活が好きなら、さらにデロン・ウィリアムスとプレーしたいのであれば、（獲得は）不可能じゃないだろう」と語り、「NBAと同じ給与を払うことは不可能だが、（コービーにとって）お金が全てというわけでないのなら…」と話している。
