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コービーが極秘渡独で右ひざ治療
2011-07-02

 ロサンゼルス・レイカーズのスーパースター、コービー・ブライアントが、ドイツで右ひざの関節炎の治療を行っていたことが、現地1日に明らかとなった。

 地元紙『ロサンゼルス・タイムス』が引用した関係者の話によると、コービーは約1か月前にドイツに渡り、多血小板血漿療法(PRP)という治療を受けたという。多くのひざの手術と比較して、PRPはマイルドな処置だと同紙は説明している。

 来月33歳の誕生日を迎えるコービーは、ここ数シーズンは右ひざの関節炎に悩まされており、今回の処置以外に2003年から過去3回ひざの手術を受けている。

 昨年7月にもひざの手術を受けており、2010-11シーズンは大半のチーム練習を回避。その影響を受けてか、15年目の昨季は得点とシュート成功率が低下し、プレー時間も減少した。レイカーズとはあと3年総額8350万ドル(約67億5000万円)の契約が残っており、将来を見据えて今回の処置に踏み切ったとみられる。

 なお、コービーは同紙へのコメントを拒否。レイカーズも、ロックアウト中であることを理由に、この件に関してはノーコメントとしている。

 PRPは、患者から採取した血液を遠心分離機に約20分間かけて血小板を抽出。その血小板を患部に注射することで組織の修復を促すというもの。プロゴルファーのタイガー・ウッズなども、ひざの治療のためにPRPを受けたことがある。(STATS-AP)

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