キャブス、全体1位指名のK.アービングをお披露目
2011-06-25
2011年ドラフト全体1位でクリーブランド・キャバリアーズに指名されたカイル・アービング(デューク大)が現地24日、全体4位指名のトリスタン・トンプソン(テキサス大)とともに入団会見を行った。
グレーのスーツに淡いブルーのネクタイを合わせた19歳のアービングは、父親が見守る中、今後の期待、労使協定の問題や様々な質問など、約20分間の質疑応答に応じた。
アービングは前日のドラフトを振り返り、「自分の名前が呼ばれた時、全ての苦労が報われたと思い、父親と10分間抱き合いたかった」と、その時の喜びを語った。
15年前に最愛の妻を亡くしてから男手ひとつでアービングを育て、バスケットボールも教えた父親のドレデリック・アービング氏は、「いまだに信じられません。息子は努力家で、本当に理想的なかたちで育ってくれました」と、自慢の息子を称えた。
そしてその父親の期待に応えるかのようにアービングは、「みんなの期待を越えられるように頑張りたい。さらに重要なのは自分自身を超えること。今はこの球団の一員になることに気持ちが向いているが、シーズンが近づいてきたらチームのリーダーのひとりになれるよう集中したいと思っている。この若いチームのメンバーになれて本当に幸せだ」と期待に胸をふくらませた。
なおアービングは背番号「15番」、トンプソンは「13番」を着用する予定。(STATS-AP)
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