ヒート、P.ライリー球団社長が指揮官への復帰を否定
2011-06-22
マイアミ・ヒートのパット・ライリー球団社長が現地21日、記者会見を開き、昨シーズンを総括するとともに、HCへの復帰の可能性について否定した。
ライリー球団社長は、NBAファイナルでダラス・マーベリックスに敗れたことは残念だったとコメント。「ここにいるみんなが何を望んでいたかは分かっているが、それは実現しなかった。だが、我々は素晴らしいシーズンを送ることができた」とチームの健闘を称えた。
一方、来季についてライリー球団社長は、レブロン・ジェームス、ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュのビッグ3を補完するための、さらなるサポーティングキャストの加入を検討しているという。また、2010-11シーズンは故障で苦しんだウドニス・ハスレムとマイク・ミラーが万全の状態でどこまでできるかを見てみたいと述べた。
なおライリー球団社長は、来季もエリック・スポールストラHCが続投すると明言し、自身のHC復帰についての可能性について「そのつもりはない」と否定。「だからと言って、情熱がないというわけではない。ただチームには若くて才能あるコーチがいる。彼をサポートしたいし、彼に成長していってほしいと願っている。彼はまだ3年目なんだ」と、スポールストラHCに懸ける思いを述べた。
HCとして殿堂入りを果たしているライリー球団社長は、後任としてスポールストラHCを指名し、2008年に指揮官を引退。スポールストラHCはレギュラーシーズン3年間で通算148勝98敗、プレイオフでは18勝15敗という成績を残している。(STATS-AP)
ニュース一覧へ