今季リーグ8位の平均得点をマークしたエースのモンタ・エリスを放出し、オーランド・マジックからドワイト・ハワードを獲得しようとしていると報道されていたゴールデンステイト・ウォリアーズ。しかし、これまでのトレードへの動きをいったん終息させる方向に転じたようだ。

　ウォリアーズは先日、エリスとビッグマンのアンドリス・ビードリンシュ、エペ・ユドーの3選手と引き換えにリーグNo.1センターのハワードを獲得するオファーを出したと報道されていたが、GMのラリー・ライリー氏がトレードを否定。エリスについて「ドラフト当日から夏にかけて、トレードされることはないだろう」と発言した。

　今季のウォリアーズは36勝46敗でウェスタン・カンファレンス12位に終わった。得点力はあるが守備力に難があり、今後はドラフトやフリーエージェント（FA)獲得によって弱点を埋めていくことになる。なお、今年のドラフトはそれほど豊作でないとされており、全体11位指名権という中位の指名権に留まっているウォリアーズにとっては、FA戦略こそが最も重要になっていきそうだ。(STATS-AP)

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