キャブス、グリズリーズのR.ゲイ獲得を検討?
2011-06-20
クリーブランド・キャバリアーズが、メンフィス・グリズリーズのエースであるルーディ・ゲイのトレードでの獲得を検討していると、19日に『NBCスポーツ』のウェブサイトなど複数のメディアが報じた。ただ、この件については、グリズリーズが難色を示しており、現時点で成立の可能性は低いもようだ。
ゲイはNBA5年目となった2010−2011シーズン、左肩のケガで54試合の出場にとどまったが、1試合平均19.8得点、6.2リバウンドの成績を収めた。3月には手術を行い、来季には間に合う見込み。
今季のグリズリーズはゲイの負傷離脱後も好調を維持し、5年ぶりのプレイオフ進出、そしてチーム史上初のプレイオフでの勝利を記録。そして、第1シードのサンアントニオ・スパーズを撃破してプレイオフ序盤の話題を独占した。この上にゲイが復帰すれば更にチームは躍進するのではないかと期待されている。
キャブスは、保持している今年のドラフト全体1位指名権で、ポイントガードのカイル・アービングの指名が有力視されている。もしアービングが加入し、ゲイとホットラインを組めるようであれば、チームの大きな戦力アップになりそうだ。
また、同サイトによると、キャブスはすでにアトランタ・ホークスとも交渉中であるとのこと。具体的な選手名など詳細は不明なものの、獲得候補のトップとしてフォワードのジョッシュ・スミスの名前を同サイトは挙げている。
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