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労使交渉、リーグ側が保証なし契約に関する提案を緩和
2011-06-18

 現地17日、新労使協定の締結に向けた話し合いが行われ、オーナー側が保証なし契約に関する要求を緩和させたことが分かった。

 現行労使協定の期限切れが6月30日と迫る中で行われたオーナー側と選手会側の協議は、4時間半にも及んだ。NBAコミッショナーのデイビッド・スターン氏によると、ニューヨーク・ニックスのスター選手であるカーメロ・アンソニーも出席したこの日の交渉では、選手会側が初めて保証なし契約の論点について強い不満をあらわにしたという。そのためリーグ側は、選手と各チームに交渉権が与えられている現在のシステムに近い新たな提案をしたという。

 選手会側は、オーナー側がいまだ年俸総額の超過をいかなる場合も禁ずるハードサラリーキャップ制の要求を取り下げていないため、まだ安心はできないとしているが、それでも今まで重ねてきた交渉の中で最大の進展をみせた。スターン氏は、「これは意味のあることだと思う。実際には大きな意義があると思う」とコメントしている。

 しかし、まだ解決すべき問題は多い。選手会側も前向きな進展とは認めているものの、選手会会長を務めるロサンゼルス・レイカーズのデレック・フィッシャーは「他の問題が解決しなかったら、今回のことはそれほど意味を持たない」と語っている。

 なお、オーナー側と選手会側は21日にも話し合いの機会を持つとしており、スターン氏はロックアウト回避に向けて非常に重要な交渉となると示唆している。(STATS-AP)

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