ボブキャッツ、新GMに前ブレイザーズGMのR.チョー氏
2011-06-15
シャーロット・ボブキャッツは現地14日、リッチ・チョー氏を新GMに迎えることを発表した。
GMから球団社長に昇格したロッド・ヒギンズ氏は、チョー氏について「彼は我々に異なる分野への扉を開いてくれるはずだ」とコメント。「彼は概念や統計学、分析学など、今までチームがやってこなかったことをもたらしてくれるだろう」と語り、法律の学位を持った元エンジニアという肩書きを持つチョー氏に期待を寄せている。
45歳のチョー氏は、昨季はポートランド・トレイルブレイザーズでGMを務めていたが、1カ月前に「相性の問題」という理由で就任から約1年で解任された。ボブキャッツは、その翌日にはチョー氏に接触をしていたという。
オーナーのマイケル・ジョーダン氏については、元チームメートのヒギンズ氏を筆頭に、周囲を身内で固める傾向があると指摘されていたが、今回はその例外。そのことからも、ボブキャッツの再建への焦りと真剣さが感じられる。
ボブキャッツは7年前の球団設立以来、プレイオフ出場はわずか1回でポストシーズンでは白星がゼロ。2010−2011シーズンは、サラリーキャップの空きを確保するため、有力選手の放出などの改革を行い、34勝48敗と沈んだ。今後ヒギンズ氏は球団社長としてとどまるものの、チョー氏にはトレード交渉やサラリーキャップの管理などに関し、かなりの自由が与えられるという。(STATS-AP)
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