マブスオーナーが“沈黙”破る「シャワーも入らない」
2011-06-13
ダラス・マーベリックスがNBAファイナル第6戦でマイアミ・ヒートに勝利し、優勝を決めた現地12日、歯に衣着せぬ発言で何度もリーグから罰金処分を受けているマブスの名物オーナー、マーク・キューバン氏がひさびさに公の場で口を開いた。
試合後の優勝セレモニーで宿敵のデイビッド・スターン・コミッショナーからチャンピオンリングを受け取るはずだったキューバン氏。その時は、球団創設に携わった78歳のドナルド・カーター氏にその役目を譲る謙虚さをみせたが、式典が終わるとキューバン節が久々に炸裂した。
キューバン氏は「多分6か月はシャワーにも入らないよ」と笑いながらコメント。「一番の恐怖はここまでの苦しい道のりで感じたことや感情などを全然思い出せないということなんだよ。ビデオに残しておけばよかった。この気分が一生続くというのは、最大の望みであり最大の恐怖だよ」と優勝の喜びを爆発させた。
そのキューバン氏が“沈黙”を始めたのは、マブスがプレイオフ1回戦でポートランド・トレイルブレイザーズを破ったあと。その後はウェスタン・カンファレンス王者に輝いた時に「まだ何も成し遂げていない!」と明言したものの、ファイナルでは再び口を閉ざしていた。(STATS-AP)
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