ペイサーズ、F.ボーゲル暫定HCの監督昇格を希望
2011-06-11
シーズンが終了し1か月以上過ぎたものの、いまだフランク・ボーゲル暫定HCの将来が決まっていないインディアナ・ペイサーズ。選手たちはボーゲル暫定HCの正式なHC昇格と来季続投を望んでおり、後はラリー・バード球団社長の決定を待つだけとなっている。
現地9日、地元の子供たちのためのスポーツチャリティーイベントに参加したセンターのロイ・ヒバートは「フランクが選ばれたらうれしいね」とボーゲル氏を推薦。「ルーキーの頃から彼とは一緒だったんだ。ラリーが時間をかけるのも理解できるけど、彼(ボーゲル)を推す」と語った。
またボーゲル暫定HC就任以降、先発に抜擢されたルーキーのポール・ジョージも、「ボーゲルは自信を持たせてくれる。コーチとしても、人としても彼が大好きだよ」と、ボーゲル暫定HCへの支持を示している。
ボーゲル暫定HCは、ジム・オブライアン前HCの解雇を受けてシーズン途中からチームの指揮を執った。その後20勝18敗を挙げ、2006年以来5年ぶりのプレイオフ出場にチームを導いた。
ボーゲル暫定HCはシーズン終了後、続投への意思と成績を残したことへの自負を示したが、フロント陣の決定について焦ってはいないと語っていた。またバード球団社長も、「ヘッドコーチとしての経験がないにもかかわらず、ボーゲルは素晴らしい仕事をしてくれた」と評価をしていた。(STATS-AP)
ニュース一覧へ