ゴールデンステイト・ウォリアーズは現地10日、マーク・ジャクソン新HCの就任記者会見を行った。

　選手時代はニューヨーク・ニックスのポイントガードとして活躍、最近ではテレビ解説者としておなじみだったジャクソン新HCは、「ベイエリアは大きく変貌するだろう」といきなりの大胆発言。サンフランシスコやオークランドといった“ベイエリア”をNBAにおける“西のニューヨーク”にし、大物フリーエージェント選手にとって魅力的な市場にしたいと意欲を見せた。

　ジャクソン氏は、「この地域のスポーツチームはみんな成功を収めている。オークランド・アスレチックス（MLB)、サンフランシスコ・フォーティナイナーズ（NFL)、オークランド・レイダース（NFL)、サンフランシスコ・ジャイアンツ（MLB)…今度は我々の番だ」と、来季からの飛躍を誓った。

　ウォリアーズは1975年以降優勝をしておらず、1994年以降はプレイオフ出場からも遠ざかっている。昨季は、前のシーズンよりも10勝上回る36勝46敗と成績を伸ばしたが、結局プレイオフ出場を果たせず、シーズン終了後にキース・スマートHCは解任されている。なお、ジャクソンHCの契約は3年総額600万ドル（約4億8000万円）だという。(STATS-AP)

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