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レブロン敗戦に「トリプルダブルなんか意味は無い」
2011-06-10

 現地9日に行われたNBAファイナル(7回戦制)第5戦で地元のダラス・マーベリックスに敗れ、2勝3敗で後がなくなったマイアミ・ヒート。チームの支柱であるレブロン・ジェームスは、この試合で17得点、10リバウンド、10アシストのトリプルダブルをマークしたものの、勝負どころの第4Qでは2得点に終わるなど存在感を見せられなかった。

 試合前日の深夜、ツイッターに「今やらなければいつやるんだ」と投稿し、気迫を見せていたレブロン。しかし、わずか8得点に終わった第4戦に続き、この日の試合でも望まれるほどの積極性は見えなかった。マブスのカバーディフェンスの前になかなか得意のドライブを見せることができず、外からのシュートが目立った。

 フリースローの本数も、ドウェイン・ウェイドが12本を放ったのに対して、レブロンはわずか2本。ファイナルを通じてレブロンはフリースローをもらえておらず、これで5試合連続でフリースロー4本以下ということになった。

 ヒートのエリック・スポールストラHCは「レブロンはものすごくアグレッシブになったと思う。トリプルダブルをやったんだ。絶大なインパクトだったよ」とレブロンを弁護する。「今日の試合で、我々はこれ以上ハードにプレーすることはできなかった」と、素直に負けを認め敵軍を称えていた。

 指揮官に比べて、チームメートのクリス・ボッシュは少し冷ややかだ。「トリプルダブルだね」と短くつぶやいたボッシュは、「俺たちは勝てなかった。それだけだ」と続け、チームの勝敗以外のことに関心を示さなかった。

 レブロン自身もボッシュ同様、「勝ったか負けたか、それだけだよ」と語った。「チームのために何かできたとは思っているけど、結局は勝敗だけなんだ。負けた試合でのトリプルダブルなんか、一切、これっぽっちも、意味なんか持っちゃいない。そうだろ?」と悔しさをにじませたレブロン。

 しかし一方で、チーム全体については「俺たちは機能しているよ。勝つことができるレベルのプレーはできている」と悲観的にはなっていない。「勝敗を決めているのは、ほんのちょっとの差でしかないんだ。第6戦はもっと良くなると思う」と話し、ホームでの最終決戦に気持ちを切り替えていた。(STATS-AP)

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