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初優勝に王手のマブス、決定的3Pのテリー「グレートだよ!」
2011-06-10

 現地9日のNBAファイナル第5戦(7回戦制)、本拠地でマイアミ・ヒートを112対103で下し、シリーズ3勝2敗としたダラス・マーベリックス。今シリーズ最後のホームゲームを見事に制し、初優勝に王手をかけた。

 ファイナルで2勝2敗となったケースは過去26回、そのうち19回で第5戦を勝利したチームが優勝を飾っている。今シリーズで、この大きな意味を持つ第5戦を制したのはマブス。5年前のファイナルで初優勝を阻まれたヒート相手に、リベンジのチャンスがやってきた。

 第4戦では高熱を抱えながらも強行出場したダーク・ノビツキーは、試合前に「いい状態だよ」と話していたように、両チーム最多の29得点を挙げてマブスをけん引。だが、この日の勝因は、ガード陣を中心とするロングレンジからのショットの成功率にある。スリーポイントシュート成功率は19本中13本、驚異の68.4%。ツーポイントを含めたフィールドゴール成功率(56.5%)よりも10%以上高かった。

 中でも21得点を記録したジェイソン・テリーは、5本中3本のスリーを決めているが、その内1本は残り3分23秒で100対100の同点に追い付くシュート。さらにもう1本は、105対101で迎えた残り33.8秒、ショットクロックが残り3秒という状況で、スリーポイントラインのかなり外側からヒットさせた勝利を決定づけるビッグショットだった。

 勝利の立役者の一人であるテリーは、「グレート。グレートだよ。今日はリズムに乗れていたよ。アグレッシブにプレーしたし、これを続けていかなくちゃね。守備のパフォーマンスは良くなかったけど、俺たちが100点以上取れば結果がどうなるか、言わなくても分かるよね」とご機嫌な様子。それでも、「プレイオフは、タフな戦いの連続。これからもっと厳しくなっていくだろうね。でも、俺たちは準備が出来ているし、覚悟を決めている」と語り、慢心はみせていない。

 また、リック・カーライルHCは、試合がどう転んで行くのかは誰にも分からないとしながらも、「我々がやるべきことは、一貫してしっかりと守備をやっていくことだよ」と、ハードワークを忘れず、しっかりとディフェンスしていたことが大事だと語っている。(STATS-AP)

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