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38度高熱でも奮迅、D.ノビツキー「最後まで戦い抜く」
2011-06-08

 ダラス・マーベリックスは現地7日、地元で行われたNBAファイナル第4戦(7回戦制)で終盤に巻き返し86対83でマイアミ・ヒートに勝利。シリーズを2勝2敗の五分に戻した。

 この試合では、大黒柱のダーク・ノビツキーが38度の高熱をおしてプレー。咳やくしゃみ、鼻炎などに苦しめられ体調は最悪の中、最初のフィールドゴール(FG)3本は決めたものの、次のFGは11本中10本を失敗するという散々な内容だった。ところが第4Qに意地の復活。この日挙げた21得点のうち10得点を勝負どころの最終Qで稼ぎ、残り14秒にはヒートを3点差まで突き放すレイアップを決めた。

 ノビツキーは試合後の記者会見で、「最後まで戦い抜く、それだけさ」とコメント。「これはファイナルなんだ。試合に出たらチームの勝利のために最善を尽くさなくてはならない。自分はそれをしたまでだ」と事もなげに答えていた。

 第5戦は9日に引き続きダラスで行われる。ノビツキーはその時までは体調を万全に整えると誓っている。「あまり時間はないけど、第5戦には大丈夫になっていると思う。十分に睡眠をとって、ちゃんと薬をのんで、第5戦に備えたい」と、語った。

 この日のノビツキーの活躍で思い起こされるのは、1997年のNBAファイナルだ。シカゴ・ブルズ対ユタ・ジャズ第5戦で、マイケル・ジョーダン氏は39度の高熱に苦しみながらも38得点をマークし、チームを勝利に導いた。この年、ブルズは4勝2敗でシリーズを制し2連覇を遂げたが、マブスにとってこの故事は吉兆になるだろうか。(STATS-AP)

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