ウォリアーズ新HCにアシスト歴代3位のM.ジャクソン氏
2011-06-07
ゴールデンステイト・ウォリアーズは現地6日、キース・スマート前HCの後任にNBA歴代通算アシストランキング3位で現在はテレビ解説者を務めているマーク・ジャクソン氏を招聘することを発表した。
46歳のジャクソン氏はヘッドコーチ経験はゼロ。しかしながら近年は米テレビ局ABCと米スポーツ専門チャンネルESPNでNBAのメイン解説者を務めている。ジャクソン氏は、NBAファイナルが終わり次第、業務に取り掛かるとしている。
ジャクソン氏は1987年にドラフト1巡目全体18位でニューヨーク・ニックスに入団し、ポイントガードとしてNBAで17年間プレー。1988年には新人王に輝き、ニックスで5年間プレーした後はロサンゼルス・クリッパーズ、インディアナ・ペイサーズ、デンバー・ナゲッツ、トロント・ラプターズ、ユタ・ジャズ、ヒューストン・ロケッツなど様々なチームを渡り歩いた。プレイオフ出場は14回を誇り、通算アシスト数は10334アシストで、ジョン・ストックトン氏(元ジャズ)、ジェイソン・キッド(マーベリックス)に次ぐ歴代3位の記録を残した。
ウォリアーズのジョー・レイコブ・オーナーは声明の中で「選手時代のジャクソン氏のリーダーシップは、コーチになってもそのまま引き継がれるだろう」と述べ、新HCに期待を寄せている。
ジャクソン氏は大学時代とNBA時代を含め、ルー・カーネセッカ氏、レニー・ウィルキンス氏、ジェリー・スローン氏、パット・ライリー氏、ラリー・ブラウン氏という5人の殿堂入りヘッドコーチの下でプレーした経験を持つ。(STATS-AP)
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