左目負傷のC.ボッシュ、順調に回復
2011-06-07
現地5日にダラスで行われたNBAファイナル第3戦で左目を負傷しながらも残り39秒に決勝ジャンパーを決めたマイアミ・ヒートのクリス・ボッシュ。そのボッシュは6日のチーム練習前に取材に応じ、目の状態が回復に向かっていると語り、元気なところを見せた。
ボッシュは、88対86でダラス・マーベリックスに勝利した第3戦の序盤、ボッシュの攻撃を阻止しようとしたジェイソン・キッドの指が左目に入るというアクシデントに見舞われた。ボッシュは激痛でしばらくフロアから起き上がることができなったが、その後もプレーを続行し決勝シュートを決めた。
前日の試合についてボッシュは、「目が見えているかどうかなんて考えていなかった。ただできる限り最高のプレーをしようと思っていた」と振り返った。左目はまだ右目ほど開かないながらも、「だいぶ良くなったよ」と回復をアピール。「昨日の試合中は本当にずっと大変だった。だが、もう終わったことだ。チームは勝ち続けることに集中しなくてはならない」と、次戦に気持ちを切り替えている。
ボッシュと同じくビッグ3の一角であるレブロン・ジェームスは、「彼はタイムアウトの度に目をティッシュで押さえていたよ。だが最後までプレーし続けた。本当に尊敬に値するよ」とチームメートを称えた。(STATS-AP)
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