ヒートC.ボッシュが地元で決勝シュート
2011-06-06
マイアミ・ヒートは現地5日、敵地で行われたダラス・マーベリックスとのNBAファイナル第3戦(7回戦制)に88対86で勝利。悪夢の第2戦同様、第4Q残り終盤にマブスの逆襲に遭い同点に追いつかれたものの、2点リードを守り切ってシリーズ2勝1敗とし優勝まであと2勝と迫った。
残り40秒に左ベースラインから決勝点となるジャンプシュートを決めたダラス出身のクリス・ボッシュは、「シュートには自信を持っている。チームメートも信頼してくれている」とコメント。ファイナルに入ってから決勝シュートを決めるまではフィールドゴール成功率51本中15本と不調だった上に、プロ入りからの通算成績が0勝8敗と相性が悪い地元での試合だったが、「そういうのは気にしないようにすればいい」と、第1Qにジェイソン・キッドと接触して腫れた目をティッシュで何度も押さえながら、力強く答えた。
また最後のマブスのプレーでダーク・ノビツキーを厳しくマークし、堅守で勝利に貢献したウドニス・ハスレムは「ボッシュは自信を持ってシュートを沈めていた。タフなシューターだ」とチームメートを称賛。ボッシュのシュートをアシストしたレブロン・ジェームスも、「彼が15回連続でシュートに失敗しようが気にしない。あの時はワイドオープンだったし、あそこは彼のスイートスポットだからね」とチームメートに絶対の信頼を置いていることをアピールした。(STATS-AP)
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