レブロン、第3戦に向け気持ちを切り替え
2011-06-05
マイアミ・ヒートは現地4日、翌5日に行われるNBAファイナル第3戦(7回戦制)の舞台となるダラス・マーベリックス本拠地に到着。選手らは、第2戦の痛恨の敗北を振り切り、第3戦に向けて士気を高めている。
ヒートは2日の第2戦のラスト7分間、マブスに22対5の怒涛の反撃を許して逆転負け。シリーズ1勝1敗のイーブンにされてしまった。
ビッグ3の一角であるレブロン・ジェームスは、「プレイオフでは、勝つか負けるかのどっちかしかないんだ」と、1試合の重みについて力説。「俺たちは第2戦から前に進んだんだ。自分たちが犯したミスだけなく、素晴らしいプレーも見返したよ」と、大事な第3戦に向けて気持ちを気持を切り替えている。
ヒートとしては、連敗を避ける意味でも第3戦は絶対に落とせない。またNBAファイナルが現在の2-3-2のフォーマットになってから1勝1敗となったシリーズは過去11回あるが、いずれも第3戦の勝者がリーグ制覇を果たしており、そういう意味でも第3戦はシリーズのカギを握る試合となっている。
幸いにも、ヒートは3月序盤以来、連敗知らず。また、プレイオフを含めたロードでの勝率もマブス(34勝)に続くリーグ2位の32勝と敵地で強さを発揮している。フォワードのウドニス・ハスレムは「俺たちは叩きのめされる度に、毎回立ち上がってきた。またそういうチャンスがめぐってきてワクワクしているよ」と、前向きな姿勢を見せた。(STATS-AP)
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