第2戦で逆転勝利のマブス、次戦に向け慢心なし
2011-06-05
ダラス・マーベリックスは現地5日、本拠地にマイアミ・ヒートを迎えてNBAファイナル第3戦(7回戦制)を戦う。
マブスは敵地で行われた第2戦、最後の7分間に15点差をひっくり返して見事に逆転勝利を収めた。良い気分で第2戦を終えて本拠地に戻るマブスだが、優勝するためには、逆転に成功した第2戦終盤のプレーよりもさらにレベルの高いパフォーマンスが必要となることも選手たちは理解している。
同日、大黒柱のダーク・ノビツキーは取材に応じ、「肩の力を抜くことなどできない」とコメント。「リラックスできるほどの余裕はないよ。特に毎試合、激しくプレーする必要がある」と、これまでの展開を振り返りながら語った。
マブスは、第2戦の勝利でシリーズを1勝1敗のイーブンに持ち込んだものの、クォーターごとに見ていけば、ヒートを上回ったのは第1戦と第2戦の計8クオーターでわずか2回。両軍ともにシュートに悪戦苦闘した第1戦の第1Qと、見事な逆転劇を演じた第2戦の第4Qのみで、大半はヒートのペースで試合が進んでいるのだ。
リック・カーライルHCも、「第2戦のやり方で勝てたのはかなり珍しい。これがいつまでも通用するわけない。それは分かっている」と一切油断する様子はない。選手やコーチらは第2戦の勝利の余韻に浸ってはおらず、第3戦に向けて気持ちを切り替えているようだ。(STATS-AP)
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