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ニックス、D.ウォルシュ球団社長の退任を発表
2011-06-04

 ニューヨーク・ニックスは現地3日、球団社長のドニー・ウォルシュ氏が6月末の契約満了をもって退任することについて、同氏とオーナーのジェームス・ドラン氏が合意したと声明を発表した。

 ウォルシュ氏は、タイトル争いを狙えるチーム作りのために当初は続投も考えたが、70歳という高齢で任務に立ち向かう元気がないと感じたという。ドラン氏からは複数年の延長契約を望まれていたが、続投しないことが最善の道だとして退任を決断したという。

 電話取材に応じたウォルシュ氏は「高齢のこともあり、これからの任務に自分が耐えられるか分からない、自分にはできるとは思えないと考えていた」とコメント。「この仕事に深く携わるほどに、その果たすべき責任は高齢の自分にはおそらく負担が大きいと思うよになった」と決断に至った経緯を語った。

 ウォルシュ氏は2008年4月にニックス球団社長に就任。昨オフにはリーグ屈指のパワードワードのアマレ・スターダマイヤーと契約し、今年2月の超大型トーレドではオールスターのカーメロ・アンソニー、ベテラン指令塔のチャウンシー・ビラップスを獲得するなどチーム再建に取り組んだ。

 補強の成果が出たニックスは、今季は10年ぶりとなるシーズン勝ち越しの42勝40敗を記録し、2004年以来7年ぶりのプレイオフにも出場。しかし第1ラウンドでボストン・セルティックスに0勝4敗のスウィープ負けを喫した。

「優勝が狙えるチームにしてから球団を去りたかった。だが、要求される責任を果たすのは難しいと思う。球団が1年以上の契約を必要としているのは理解している」と、志し半ばで去る悔しさもにじませていた。(STATS-AP)

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