Not Found
Not Found

NBA関連ニュース

逆転負けヒート、第3戦は「チャレンジ」
2011-06-04

 現地2日に本拠地で行われたNBAファイナル第2戦(7回戦制)で、ダラス・マーベリックスに第4Qの15点リードを引っ繰り返され、まさかの逆転負けを喫したマイアミ・ヒート。ドウェイン・ウェイドは、いったん崩れるとそれが後々の試合まで影響することを2006年のマブスとのNBAファイナルで目の当たりにしている。

 5年前のNBAファイナル第3戦でのウェイドは、劣勢で迎えた第4Qに猛攻を披露し、あわや3連敗というピンチを迎えていたチームを救ってみせた。ヒートはこの年、2連敗からの4連勝でマブスを下し、リーグ王者に輝いた。この時のウェイドと同じように、第2戦のダーク・ノビツキーの働きはマブスが一気に王者へと駆け上がるきっかけになるかもしれない。

 今回のヒートは、5年前のマブスの二の舞を踏むことになるのだろうか。ウェイドは、「いったん勝利を許してしまうと、そのチームが自信を得て息吹を吹き返すことは理解している。これは我々にとって大きな挑戦だ。自分たちで開けてしまったこの穴を埋めなくてはいけない。このチャレンジを受けて立つ」と、第3戦での挽回に意欲を燃やしている。

 第3戦は5日に舞台をダラスに移して行われる。それまでの2日間、ヒートの選手はノビツキーに決勝レイアップシュートを決められるまでの悪夢の7分間について振り返るだろう。マブスのラストプレーで、クリス・ボッシュはなぜファウルの余裕があったのにノビツキーにファウルをしなかったのか。そもそもなぜ、ヒートはノビツキーにダブルチームをせず、ボッシュ1人に守らせていたのか?

 ファウルについては、ボッシュ自身は「ファウルをするべきだとは思わなかった。ノビツキーはもうシュートモーションに入っていたから」と振り返っている。いずれにせよシリーズ1勝1敗のイーブンとなった今、ボッシュもウェイドと同じく自身を奮い立たせるしかない。ボッシュは「俺たちはチャレンジに直面している。敵地に乗り込んで勝たなくてはいけない。でも今までもやってきたことだから、今の状況は驚くべきことはない」と語り、やるべき事をやるのみだと強調していた。(STATS-AP)

Not Found

PAGE TOP

Not Found