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ファイナル第2戦、D.ノビツキー奮迅でマブスが15点差逆転
2011-06-03

 ダラス・マーベリックス対マイアミ・ヒートのNBAファイナル第2戦が現地2日、ヒートの本拠地で行われ、第4Qに最大15点のビハインドを背負ったマブスが最後の5分間で逆転し、95対93で勝利。マブスはシリーズ成績を1勝1敗のタイに戻して本拠地ダラスに戻ることになった。

 第1Qを終えて28対28、第2Qを終えても51対51。前半は互角の展開に終始したが、後半に入って徐々に流れはヒートに傾いていく。4点リードで第4Qに入ったヒートは、残り10分から怒とうの攻勢を展開。ドウェイン・ウェイドがドライブからのダンクやスリーポイントを決めれば、クリス・ボッシュもリバウンドをそのまま叩き込むダンクを披露し、残り7分14秒の時点で88対73と15点差までマブスを突き放した。

 ヒートファンの大歓声が響く中、しかしマブスもここから反撃。ジェイソン・テリーのシュートで4分半ぶりの得点を挙げると、その後の2回の攻撃でもテリーが4得点。じわじわとにじり寄るマブスは残り4分、ジェイソン・キッドのスリーで6点差に迫り、さらにテリーのシュートで4点差に。そして残り2分44秒、エースのダーク・ノビツキーが遠めのジャンプシュートを沈め2点差とする。

 ここから約2分間は両軍ともに無得点。ヒートは2度にわたってオフェンスリバウンドを奪う好機があったものの、マブスのディフェンスの前に苦しいスリーしか打てず突き放せない。そして、テリーのスティールからマブスが速攻を展開し、ノビツキーがレイアップを沈めて残り58秒にマブスが90対90の同点に追いついた。

 続くヒートのオフェンスはウェイドのスリー失敗で終了。その直後の残り27秒、左45度で一瞬フリーになったノビツキーが躊躇なくスリーを放ち、これがヒットしてマブスが勝ち越しに成功した。ヒートもすかさずタイムアウト。タイムアウト明けのオフェンスでは、この日スリー5本を全て外していた伏兵マリオ・チャルマーズにスリーを打たせるという大胆な策に出る。チャルマーズもこれに応え、24.5秒を残して93対93の同点となった。

 そしてマブスの最後のオフェンス。24秒ショットクロックをいっぱいに使ったマブスは、ノビツキーがボッシュとの1対1からスピンムーブでボッシュを抜き去り、左手でレイアップを沈めて再び勝ち越した。

 タイムアウトの残っていないヒートは残り3秒を使って何とかゴールを狙ったが、ハーフラインを越えた辺りからウェイドが放ったスリーが外れて試合終了。マブスが15点差をひっくり返す大逆転勝利を収め、シリーズ成績を1勝1敗のタイに戻した。

 左手中指を負傷しながらも土壇場での勝負強さを見せたノビツキーは24得点、11リバウンドを記録。ショーン・マリオンが20得点、テリーが16得点を挙げた。ヒートは前半から飛ばしていたウェイドが36得点、レブロン・ジェームスも20得点をマークしたものの、残り7分にウェイドがスリーを決めて以降は、レブロンのフリースロー2本とチャルマーズのスリーによる5得点に終わり、優位に進めた試合を落としてしまった。(STATS-AP)



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