ラプターズがJ.トリアノHCを解任、顧問として球団残留
2011-06-02
トロント・ラプターズは現地1日、チームが保有するジェイ・トリアノHCの来シーズンの契約オプションを行使しないと発表した。トリアノHCは監督職は解任となるものの、ブライアン・コランジェロ球団社長兼GMの顧問兼特別補佐として球団に留まる。
カナダのオンタリオ州出身のトリアノHCは、サム・ミッチェル前HCの解雇を受け、2008年12月にアシスタントコーチから暫定HCに昇格。その後“暫定”の肩書きが外れ、2009年5月に3年契約を結び正式にHCとなった。指揮官としての3シーズンの成績は通算87勝142敗。今シーズンはアトランティック地区最下位の22勝60敗という不本意な結果に終わっていた。
コランジェロ氏は「新たな指揮官を迎えるべき時だと判断した」と今回の決断に至った経緯を語った。トリアノHCとは今シーズンのことやチームの展望について話し合ったという。
ラプターズはすぐに新HC探しに取り掛かる予定だが、特に期限を設けてはいないとのこと。コランジェロ氏は特に名前を挙げてはいないものの、“ディフェンス重視”の人物が好ましいとしている。(STATS-AP)
ニュース一覧へ