シャック引退表明にNBA関係者が続々コメント
2011-06-02
現地1日、NBA史に残る偉大なセンターであるシャックことシャキール・オニールが自身のツイッターで引退表明をしたことを受け、多くのNBA関係者や選手がコメントを寄せている。
NBAのデイビッド・スターン・コミッショナーはNBAファイナルが行われているマイアミで取材に応じ、「彼は体の大きさも際立っていたが、笑顔も素敵な選手だった。試合では彼の素晴らしい意思を見ることができた。長いこと第一線で活躍し素晴らしいキャリアを残してくれた。引退したら寂しくなるだろう。我々は彼がNBAにかかわり続けられる道を見つけたいと思う」と、偉大な選手の引退を偲んだ。
また、シャックが2006年にマイアミ・ヒートで自身4度目のリーグ制覇を果たした時のコーチで、現在はヒート球団社長のパット・ライリー氏もコメント。「悲しい気分だ。偉大な選手のコーチを務められたことは私の誇りだね。彼はNBAの偉大なプレーヤーの一人として歴史に名を残すだろう」と語った。
シャックとコービー・ブライアントとともにロサンゼルス・レイカーズで3連覇を達成したフィル・ジャクソン前レイカーズHCは、「彼がチームに残留していたら、リーグ連覇を何回していただろうか思うことがある」と昔を懐かしんだ。
クリーブランド・キャバリアーズで2009-10シーズンをともに過ごしたレブロン・ジェームス(マイアミ・ヒート)も、ツイッターに投稿。「シャック・ディーゼルの素晴らしいキャリアに乾杯!シャックは歴代最高の圧倒的なパワーをもった選手だ。人間としても最高な人物。毎日がコメディーなんだ!」と、シャックを称えた。
NBAのスターガードだったティム・ハーダウェイは、「引退して良かったと思う。そろそろ潮時だと思っていた」とコメント。シャックは脚の故障で苦しんだ今季、1試合平均20.3分間のプレーで9.2得点、4.8リバウンドといずれもキャリア最低を記録していた。
ハーダウェイは「彼は自身の輝かしいキャリアを傷つけていた。選手が自身のキャリアを損なうところなど誰も見たくない。今季終盤のシャックは痛みを堪えながらプレーしていたが、その様子を見るのはみんなにとっても辛かったんじゃないかな」と語った。(STATS-AP)
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