ファイナル開幕、ヒートが快勝スタート
2011-06-01
現地31日、今季のリーグ王者を決定するダラス・マーベリックス対マイアミ・ヒートのNBAファイナル(7回戦制)がマイアミで開幕。レブロン・ジェームスが24得点、ドウェイン・ウェイドが22得点、10リバウンドでチームをけん引し、92対84でヒートが勝利した。
ヒートは1点ビハインドで迎えた第3Q序盤、マブスの猛攻に遭い8点のリードを許すも、流れを引き戻して65対61と4点リードで第4Qに突入。最終Qも僅差の展開は続いたが、マブスがなかなかシュートを決められない間にヒートがじりじりと点差を離し、残り約3分にウェイドがスリーポイントシュートを決めて82対73と9点のリードを奪った。
マブスも負けじと大黒柱のダーク・ノビツキーがフリースロー2本を沈め2点を返すが、すぐさまレブロンがドライビングダンクに成功。レブロンはファウルももらいスリーポイントプレーを完成させて、ヒートは残り2分48秒の時点でついに二桁リードを奪う。
ここからノビツキーも奮起して一時は6点差となるが、ウェイドがディフェンス3人をドリブルでかわしてクリス・ボッシュのダンクを演出。さらにレブロンが残り39秒にダメ押しのアリウープを決め、91対79として勝利を決定付けた。
ヒートはレブロンとウェイドの他に、ボッシュが19得点、マリオ・チャルマーズが12得点を挙げて勝利に貢献した。ヒートは今プレイオフでのホーム無敗を守っている。
マブスは、ノビツキーが全12本のフリースローを沈め27得点、8リバウンドの活躍。ショーン・マリオンが16得点、10リバウンド。ジェイソン・テリーはスリー3本を含む12得点を挙げたが、フィールドゴール成功率は10本中3本に留まった。マブスは2006年NBAファイナルで2連勝の後でヒートに4連敗を喫して優勝を逃したが、5年ぶりの対決でまたも敗れ、ヒートとのNBAファイナルでの対決は5連敗となってしまった。
2日の第2戦もヒートの本拠地で行われる。(STATS-AP)
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