ゴールデンステイト・ウォリアーズは、ダラス・マーベリックスのドウェイン・ケーシーACが最終候補となった場合、新HC決定がNBAファイナル終了後にずれ込む可能性があると示唆した。米国の大手ポータルサイトが運営する『ヤフースポーツ』が現地30日に伝えた。

　その他にも、ウォリアーズ次期指揮官として、ボストン・セルティックスのローレンス・フランクAC、ロサンゼルス・レイカーズのブライアン・ショウAC、ニューオーリンズ・ホーネッツのマイク・マローンAC、TV解説者でNBA歴代3位のアシスト数を誇るマーク・ジョンソン氏の名が挙がっている。ウォリアーズは当初、向こう1週間から2週間の間にオーナーのジョー・レイコブ氏と新HC候補が面談を行い、それから決断を下したいとしていた。

　ケーシーACは、2005年から2007年途中までミネソタ・ティンバーウルブズHCを務め、その間の通算成績は53勝69敗。2006-07シーズン途中、プレイオフ出場の可能性がまだ残っていた20勝20敗の時点で解雇された。

　ケーシーACは、レイカーズとのウェスタン・カンファレンス準決勝中、ダラスでウォリアーズのフロント陣と面接。先日ケビン・マクヘイル氏の新HC内定が報じられたヒューストン・ロケッツの最終候補にも名を連ねていた。

　30日の取材でケーシーACは、ウォリアーズのフロント陣と初回の面接をし、同チームのロースターに関心を示していることを明かした。しかし、今はマイアミ・ヒートとのNBAファイナルに全てを集中しているとコメントしている。

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