マイアミ・ヒートのビッグ3の一角であるドウェイン・ウェイドは、ダラス・マーベリックスとのNBAファイナル（7回戦制）第1戦を翌日に控えた現地30日、フル練習を行った。報道陣に「ケガはない」と語り、コンディションに問題がないことをアピールした。

　前日の練習では、ウェイドとともに大事を取って接触プレーを含む練習を回避させられたウドニス・ハスレム、マイク・ミラー、ジェームス・ジョーンズの3選手も通常の練習に復帰。初戦を目前に選手全員がフル練習をこなした。

　また、エリック・スポールストラHCによれば、ニーパッドやマウスピースを装着するような激しい内容になり、少し早く練習を切り上げなくてはならなくなったそうで、「みんな少しフィジカルになり過ぎていた」とコメントしている。

　ウェイドは、イースタン・カンファレンス決勝の5試合で一度もフィールドゴール成功率5割を上回った試合がなく、シリーズ後半では以前手術を受けた左肩のアイシングを受けている場面も見られたため、そのコンディションについて懸念されていた。ウェイドは、大した問題ではないと述べ周囲の憶測をきっぱり否定しながらも、この時点で完璧なコンディションの人間など誰一人としていないとも述べている。（STATS-AP）

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