レブロン、MJとの比較に「恐れ多い」
2011-05-29
マイアミ・ヒートのレブロン・ジェームスは現地28日、レブロンとマイケル・ジョーダン氏を比較したスコッティ・ピッペン氏の発言について言及。ジョーダン氏と比較されるのはうれしいが、その価値に値するだけのことをまだ成し遂げていないとしてピッペン氏のコメントにやんわりと異議を唱えた。
問題となったのは、1990年代にジョーダン氏とともにシカゴ・ブルズを6度の優勝に導いたピッペン氏が27日のESPNラジオで発したコメント。ピッペン氏は、ジョーダン氏は恐らく“最も偉大なスコアラー”だが、“最も偉大なプレーヤー”はレブロンかもしれないと語った。これによりツイッターが炎上し、後にピッペン氏は、ジョーダン氏は“最も偉大なプレーヤー”で、レブロンはやがてその高みに“到達するかもしれない”と、釈明する事態となった。
一連の騒動について、当のレブロンはきまりが悪い様子で、「マイケルは信じられないほど素晴らしいプレーヤーだ。俺が歴代の偉大なプレーヤーの一人と称されるにはまだまだ長い道のりがある。ジョーダンの他にも、ラリー・バードやカリーム・アブドゥル=ジャバーなども素晴らしいプレーヤーだ。歴代の偉大なプレーヤーは優勝リングをいくつも獲得している」と語った。
「ピッペンのコメントには恐れ多い気持ちになる。マイケルのチームメートで彼を毎日見てきた人物だからね。でも俺は彼の発言に同調し、ジョーダンよりも自分が偉大だとは言うつもりはない。俺はジョーダンより優れていないから」とピッペン氏の発言に対し丁重に反論した。(STATS-AP)
ニュース一覧へ