マイアミ・ヒートは、現地26日に行われたイースタン・カンファレンス決勝（7回戦制）第5戦でシカゴ・ブルズを83対80で下した。これでヒートは2006年以来のNBAファイナル進出となり、ダラス・マーベリックスと対戦する。

　2006年のNBAファイナルでは、ドウェイン・ウェイドが牽引するヒートがマブスを退け、王座を手にした。今回はヒートのレブロン・ジェームスとマブスのダーク・ノビツキー、両軍のエースがそれぞれ最初のチャンピオンリングをかけて争うことになるだろう。

　レブロンは「勝利に安心したという感覚はない」と話し、緊張を緩めない。「俺たちにはまだやるべきことがある。自分たちの功績に喜ぶばかりでなく、すぐにマブスとの試合に備えるだろう。この勝利とイースタン・カンファレンスのチャンピオンになれたことを当然だと思ってはいないんだ」と話した。

　ヒート球団社長のパット・ライリーは、「クリス・ボッシュは決めるべきところで苦手なフリースローを決めた。レブロンとウェイドは、苦しみながらもほとんどの試合でチームをリードしてくれた。彼らは本当に素晴らしいことを成し遂げたと思う。ファイナルに戻ってくることが出来てとても幸せだ」とチームを称賛すると共に喜びを語った。（STATS-AP）

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