シカゴ・ブルズは現地26日、本拠地で行われたマイアミ・ヒートとのイースタン・カンファレンス決勝（7回戦制）第5戦において、80対83で敗戦。1勝4敗でファイナル進出を逃した。

　レギュラーシーズンではMVPを獲得したブルズのデリック・ローズはだが、このシリーズでは決めなければならないフリースローの失敗なども目立った。試合後、ローズは「この経験から学ぶだけだよ」と静かにコメント。「今後、俺たちはチームとしてまとまり、さらに良くなっていくはずだ。とにかく俺たちにできることはこの夏、次のシーズンに向けて準備するのみ。いずれにせよ、この経験は俺のハングリー精神に火をつけたよ」と語っている。

　ブルズはこの試合でフィールドゴール成功率を35.8％に抑えられた。第4Qのシュート本数は18本、成功は6本のみ。また、レブロン・ジェームスにディフェンスされたローズはそのうちの9本を放ち、2本しか決められなかった。

　ローズは、「彼らはとてもディフェンスの良いチームだ。タフなディフェンスをする。だが敗戦は、ターンオーバー、ミスショット、ファウルなどが目立った自分のせいだ。失敗から学ぶことが今の自分にできる全てだと思う」と分析していた。

　ブルズはレギュラーシーズン62勝（20敗）でリーグ最高勝率を挙げ、ヒートにも3戦全勝していたが、プレイオフの大舞台でヒートとの経験の差を見せつけられる結果になった。(STATS-AP)

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