新HC探しをしていたロサンゼルス・レイカーズが、前クリーブランド・キャバリアーズHCのマイク・ブラウン氏と総額1800万ドル（約14億8000万円）の4年契約（最終年はチームオプション）で基本合意に達したことが分かった。米国の大手ポータルサイトが運営する『ヤフースポーツ』が現地25日に伝えた。

　ウェスタン・カンファレンス準決勝（7回戦制）で、ダラス・マーベリックスにスウィープされて敗退したレイカーズでは、殿堂入りも果たしている名将フィル・ジャクソン前HCが当初の宣言通りに引退。ジム・バス副球団社長が指揮を執り、ジェリー・バス・オーナーとミッチ・カプチャックGMとともに新HC探しをしてきたという。

　新HC候補としては、ジャクソン前HCの右腕として長年アシスタントコーチを務めてきたブライアン・ショウACや前ヒューストン・ロケッツHCのリック・アデルマン氏も挙がっていたが、結局はブラウン氏に絞られた。関係者の話によれば、ブラウン氏はレイカーズHCのポジションを渇望していたという。

　ブラウン氏は、レブロン・ジェームス（現マイアミ・ヒート）を擁するクリーブランド・キャバリアーズを、2007年のNBAファイナルに導いたほか、2009年にはコーチ・オブ・ザ・イヤーに輝いた。同チームでの在任期間5シーズンの通算成績は272勝138敗を誇る。2009-2010シーズン終了後に解雇されて以降はテレビ解説者を務めていた。

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