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崖っぷちのサンダー、沈鬱のK.デュラントは立ち直れるか!?
2011-05-25

 オクラホマシティ・サンダーは、現地23日に本拠地で行われたウェスタン・カンファレンス決勝(7回戦制)第4戦で、ダラス・マーべリックスに延長戦の末に敗れて、1勝3敗と崖っぷちに追い込まれた。

 過去のプレイオフで1勝3敗から逆転しシリーズを制したチームはわずか8チーム。さらにホームアドバンテージのないチームに限ると、2チームのみにぐっと絞られる。この2チームとは、2連覇を目指した1995年のヒューストン・ロケッツと、それまでの11年間で9度の優勝を経験していた1968年のボストン・セルティックスで、経験と知恵を兼ね備えていたチームだ。

 サンダーはこの2チームと同じチャレンジに挑むことになるが、第4戦では若さと経験不足が露呈した形になってしまった。ホーム戦という有利な条件下、ティップオフからの43分間をリードし続け、第4Q残り5分には15点リードとしていたにもかかわらず、オールスターのケビン・デュラントとラッセル・ウェストブルックは最後の最後で崩れ、ベテラン揃いのマブスにまさかの逆転勝利を許してしまった。

 最後の6本のシュートを外したデュラントのショックは相当なもので、試合後に母親や祖母とも口をきけない落ち込みようだった。痛恨の敗戦から一夜明けた現地24日のデュラントは、「気分は最悪だけど、自分たちには信念がある」と第5戦に向けて気持ちを切り替えようとしている。

 1995年のロケッツの控えポイントガードだったサンダーのスコット・ブルックスHCは、第4戦を選手の成長には欠かせない試練の試合だったと考えており、第5戦ではサンダーの選手、特にデュラントがどのように挽回するかが焦点になると語る。

 ブルックスHCは「我々にはまだシリーズを勝利するチャンスは残っている。重要なのはチャレンジへの精神面の準備だ。明日の第5戦は我々にとって大きなチャレンジ。だが我がチームはその挑戦を喜んで受けるだろう」と、チームの奮起に期待した。(STATS-AP)

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