今プレイオフは控え陣が大活躍!
2011-05-23
今季のプレイオフでは、ベンチメンバーが先発選手と肩を並べるほどに試合に大きなインパクトを与え、チームの勝利に貢献している。
例えば、ダラス・マーベリックスのジェイソン・テリー。ウェスタン・カンファレンス準決勝では、テリーの活躍もあって、マブスは2年連続リーグ王者のロサンゼルス・レイカーズをスウィープで撃破した。今プレイオフ平均17.5得点という好成績でチームに貢献しているテリーは、「自分たちが望んでいる場所にたどり着くには、チーム全員が役割を分担しないと」と、それぞれが責任を担っていると語る。
他にも、オクラホマシティ・サンダーは、マブスとのカンファレンス決勝第2戦の第4Qに控えメンバーが奮起し、シリーズ1勝1敗のイーブンに貢献。11月の手術から復帰したばかりのヒートのウドニス・ハスレムは、シカゴ・ブルズとのイースタン・カンファレンス決勝第2戦の後半に11得点を挙げ、チームの勝利に大きく貢献した。また、ブルズのタージ・ギブソンもダイナミックで目の覚めるダンクを決めてチームを鼓舞している。
数字の上でもベンチ陣の活躍は明らか。過去19回のポストシーズンにおいて、控え選手が最低20得点マークした事例は、1シーズン平均のべ13選手。しかし、今プレイオフはカンファレンス決勝の途中にもかかわらず、すでにのべ22選手が20得点以上をマークしている。
今プレイオフは、彼ら控え陣がより試合を面白くしていると言っても過言ではないかもしれない。今後もベンチメンバーの活躍から目が離せない。(STATS-AP)
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