リーグで最も尊敬を集めるエグゼクティブの一人であるジェリー・ウェスト氏が、ゴールデンステイト・ウォリアーズの顧問としてフロント入りしたことが現地20日に分かった。ウェスト氏は、バスケットボール運営部門とビジネス部門をサポートすることになる。

　今回の人事について、ウォリアーズ新オーナーのジョー・レイコブ氏は、「彼が選手として、そしてエグゼクティブとして成し遂げた偉業は我々の理解を越えている」と語り、リーグの偉大な成功者であるウェスト氏を球団に迎え入れたことを喜んだ。

　ウェスト氏は、現役時代はロサンゼルス・レイカーズの選手としてプレーし、オールスターに14回選出。また同氏はNBAのロゴのモチーフにもなっている。引退後はレイカーズのGMを18シーズン、その後は5シーズンにわたりメンフィス・グリズリーズのフロントを歴任。レイカーズとグリズリーズの両球団の再建に大いに貢献した。

　ウォリアーズは1994年以降、プレイオフ進出がわずか1回と低迷しているが、ウェスト氏はチームのプレイオフ復帰のための新たなスタッフの一人として招かれた。またチームは、今シーズン終了後にキース・スマートHCを1シーズンのみで解任しており、新HCも探している。（STATS-AP）

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