ダラス・マーベリックスは、現地19日に行われたオクラホマシティ・サンダーとのウェスタン・カンファレンス決勝（7回戦制）第2戦において、100対106で敗戦。シリーズ成績を1勝1敗のイーブンに戻されるとともに、プレイオフの連勝が7でストップした。

　カンファレンス準決勝では2年連続リーグ王者のロサンゼルス・レイカーズをスウィープで撃破したマブスだが、このシリーズ第2戦では、第4Qに控え4選手がほぼフル出場したサンダー相手に苦戦を強いられた。

　先発センターのタイソン・チャンドラーは20日に取材に応じ、負けが良いことだとは言うつもりはないと前置きをしつつ、「時にはガツンと大打撃を食らって目を覚ますことも必要だ。昨日はサンダーに敗戦を喫した。これで俺たちが目覚めることを期待するよ」と敗戦を前向きにとらえている。

　またチャンドラーは「第1戦は大量得点を挙げたから勝てたが、ディフェンスはあまり良くなかったとチームは認識している。勝ち負けにかかわらず、我々のゲームプランができていなかった」と守備がおろそかだったと反省。また、若くて運動能力の高いサンダーに対し、ベテラン揃いでスピードも劣るマブスが対抗するには、敵より賢くプレーして何をすべきかを理解することが大切と指摘し、敵地での2連戦に向けて気持ちを引き締めた。（STATS-AP）

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