L.デン、レブロンらヒートのエース封じに自信
2011-05-20
イースタン・カンファレンス第1シードのシカゴ・ブルズは、カンファレンス決勝(7回戦制)の第2戦において、第2シードのマイアミ・ヒートに75対85で敗戦。シリーズ1勝1敗の五分となった。
この試合では、第1戦でいずれも20得点未満に終わったヒートのレブロン・ジェームス、ドウェイン・ウェイドの両エースが、それぞれ29得点、24得点と爆発。ブルズはこの2人に大量得点を許したのが響き、ホーム最初の2戦で連勝はならなかった。
しかし、ブルズのルオル・デンは、「俺たちはまだ彼ら(レブロンとウェイド)に対して良いディフェンスができると思っている。難しい状態でシュートされる分には問題ない。イージーショットを何度も打たれなければね」と自信のコメント。そして、「ヒートは第2戦で調子を取り戻し、勝利した。次は勝ちに行くよ」と意気込みを見せた。
また、ブルズのトム・ティボドーHCはヒートのウドニス・ハスレムに対して警戒を強めている。ハスレムは脚を負傷して今季のレギュラーシーズンをほとんど棒に振っていたが、ボストン・セルティックスとのカンファレンス準決勝第4戦で復帰。ブルズとの第2戦では、復帰後初めて長時間プレーした。
ティボドーHCはハスレムに対して、「彼はチームに多大なタフネスを注入する。エネルギーに溢れた男だし、途轍もなくディフェンシブだ」と絶賛。ブルズのアドバンテージであるインサイドでの強みが、ハスレムの復帰によって脅かされかねないという認識を示した。(STATS-AP)
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