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ピストンズの現オーナー、チーム売却後も所有権一部保有の意向
2011-05-19

 デトロイト・ピストンズのカレン・デイビッドソン現オーナーが現地18日、新オーナーとなるビバリーヒルズの億万長者、トム・ゴアズ氏への売却手続き完了後も、球団と本拠地アリーナのザ・パレス・オブ・オーバーンヒルズ、球団を経営するパレススポーツ&エンターテインメント社のオーナー権の一部を保有する意向を発表した。

 地元紙『デトロイト・ニュース』と『デトロイト・フリー・プレス』が同日に報じたところによると、デイビッドソン・オーナーは、保有する割合についてや、義理息子のイーサン・デイビッドソン氏もオーナー権を保有するかについては明かさないつもりだという。ゴアズ氏とデイビッドソン・オーナーは先月、売却に合意。リーグの承認を受けた後、正式に取引成立となる。

 ミシガン州フリント出身のゴアズ氏は、投資会社プラチナム・エクイティの最高経営責任者。カレン・デイビッドソンさんは、前オーナーで夫のビル・デイビッドソン氏が2009年に死去した後、チームとパレススポーツ&エンターテインメントのオーナーを引き継いだ。(STATS-AP)

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