トロント・ラプターズは現地17日、球団社長兼GMのブライアン・コランジェロ氏と複数年の延長契約で合意に至った。コランジェロ氏は今季が5年契約の最終年で、6月30日で契約が満了することになっていた。

　コランジェロ氏は声明を発表し、「契約延長に落ち着きとてもうれしく思っている。チーム再建への重要なステップを引き続き行うことを楽しみにしている。私はこの球団とファンのために全力を尽くしている。トロントを自分のホームと呼べることを誇りに思う」と語った。

　45歳のコランジェロ氏は、フェニックス・サンズで15シーズンにわたりGMと球団社長を歴任した後、2006年2月28日にラプターズに入団。球団最多タイのシーズン47勝でアトランティック地区優勝を果たした2006-07シーズンには、エグゼクティブ・オブ・ザ・イヤーに輝いた。

　ラプターズは、プレイオフ1回戦敗退を喫した2008年以降はプレイオフ出場がない。昨夏にはチームの看板選手だったオールスター・フォワードのクリス・ボッシュ（現ヒート）がフリーエージェントでチームを去り、今季はリーグワースト3位の22勝60敗と落ち込んでおり、チームは再建を迫られている。（STATS-AP）

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